経験値

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「先生,子ども好きなんですね。」と聞かれることもあるし,「先生,子ども嫌いなんですか?」と聞かれることもあります。

正直,どちらの質問にも言葉に詰まります。この質問に関しては未だに答えは出てません。

僕は人を見るとき,男と女,とか,大人と子ども,などというようには見ずに一人の人間として見ます。

だから「男なんだからしっかりしてよ」とか言われてもよく意味がわからないし,大人だろうと子どもだろうと無礼なやつは嫌いです。

ただまあ,無礼なことをされても,「まあ子どもだから」とは思えますね。子どもには何が無礼かそうでないかが経験的にわからないからです。それは仕方ないから子どもは許せます。

ただ大人の無礼なやつはほんと,嫌いですね。大人のくせにそんなことも出来ないのかと。

これは大人なんだけど,経験値が低いということなんでしょう。でも,中途半端にいろいろ経験してるから口だけは達者なやつが多いし,注意しても直らない。子どもはそういう点では注意すれば直るから良いですね。

「先生,子ども嫌いなんですか?」と言ってくるのももちろん大人である。よくこういうことを平気で言えるものである。おそらく僕が子どもにでも大人に話すように話しているのを見てそういう風に感じたんでしょう。

これは子どもには子どもに対する話し方で話すべきだという考え方とそういう人しか見て来なかったからそれが当たり前だと思ってるんでしょうね。それは実は全然常識ではないんです。子どもは難しいことを言ってもすぐはわからないんですけど,ちゃんとわかってくるんです。

「子ども生んだこともないくせに」とか言ってくる人もいますね。それならあなた,子ども30人を前にして教壇に立ってみなさいよ,と言いたいです。

経験値が高い人は絶対こんなこと言いません。いろいろ経験してるからこそ辿り着く境地にいるからです。こういうことを言ったあとになぜか満足な顔をしてる人は,周りから心の中でバカにされてるんですよ。

こういう人たちに関わったり,こういう人たちの話を聞くたびに,僕は自分に戒めるんです。こういう風にはなりたくないから勉強しよう,ってね。

コメント(2)

Tony Tee :

素晴らしい見解ですね。
信頼出来る先生という感じがします。
世の中、ボンクラ多いですから、自分の教育理念をしっかり貫いて下さい。

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Tony先生>>コメントありがとうございます。先生にそう言っていただいて嬉しいです。もっと勉強して自信が持てる教育者になりたいです。

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