人間関係を作ることが下手な人

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以前トニー先生がブログで紹介されていた文章を紹介したいと思います。

最近これについて深く考える出来事が起こりました。今まだモンモンとしております。


人間関係を作ることが下手な人1

人間関係を作ることが下手な人は、相手と自分との距離がわからない。相手と自分は「初対面だから」このようなことを頼むのは無理であろうとは考えない。
人間関係を作ることが下手な人は、初対面の人にかなりのことを要求する。そしてその通りにならないと怒る。初対面の人にそこまで好意を期待できないと思わない。
なぜなら相手にとって自分は初対面の人だと気がついていないからである。自分の相手に対する要求にしか気がついていない。
もし、自分が初対面の人から「このようなこと」を頼まれたら嫌だろうなと気がつけば腹が立たない。
しかし人間関係を作ることが下手な人は、このように考えることはない。だからいつも人間関係で面白くない。
そこで、人間関係を作ることが下手な人は、まず会っている人は自分はどういう関係だか夜日記に書いてみる。今日会った人は、これで会ったのは何度目か。
相手はどういう立場の人か。相手はどういう人間関係を持っている人か。


人間関係を作ることが下手な人2

人間関係を作ることが下手な人は、自分の現実が相手の現実と違うということが認識できない。
要するに人間関係を作ることが下手な人は、相手の事情も考えていないし、相手の人柄も見ていない。相手が泥棒か神父か詐欺師かも見ていない。


人間関係を作ることが下手な人3

人間関係を作ることが下手な人は、たとえば突然見知らぬうどん屋さんに飛び込む。
そして「ただでうどんを食べさせてくれ」と言う。断られる。
すると、うどん屋さんにはうどんがたくさんあるのに、「『たったの一杯のうどん』をただで食べさせないなんて」とうどん屋さんを恨む。
そして相手を「ケチ」と言う。
「私はこんなにお腹が空いているのに、あなたはうどんがたくさんあるくせに、ただで食べさせないなんて、そんな非常な」と思う。
うどん屋さんを経営するにはうどんの玉を買ってこなければならない。人を雇わなければならない。
眠いのに朝早く起きて、働かなければならない。そこは悩んでいる人にはわからない。
「うどん屋さんを経営している立場から見ると、ただで食べさせろと言う自分はどう映るのかな」ということが理解できない。
そしてただで食べさせないのを怒って、世の中にはうどん屋さんばかりではない、カレー屋さんだってあると言って、カレー屋さんに行く。
そしてカレー屋さんでうどん屋さんの悪口を言う。
そうすれば気持ちは楽である。
私のところに相談に来る人は皆これである。私のところに来る前に相談に行った人の悪口を延々と言う。
悩んでいる人は「何を食べたい」がなくて、どんどん気持ちの楽な方へ行ってしまう。

加藤禘三「今日という日の使い方」(三笠書房)

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